平成30年度 採用試験について

学校法人 ひじり学園では、下記の通り平成30年度採用試験を実施します。

◇採用予定者数  ・せんりひじり幼稚園(2名)  ・ひじりにじいろ保育園(2名)

・ひじりひがし幼稚園(2名)  ・ひじりとよかわ保育園(1名)

☆1次試験:7月3日(月)午前9時~午後4時 【合否結果は、7月4日(火)本人宛連絡】

☆2次試験:7月7日(金)午前9時~午後4時 【合否結果は、7月8日(土)本人宛連絡】

◆出願締切り:6月29日(木)午後6時

★詳細については、HP内の採用情報に「求人票」を掲載していますのでご覧ください。

園長通信・副園長の子育て応援通信をアップしました

園長通信はコチラ

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「ご入園おめでとうございます」

号外

幼稚園での生活がスタートしました。

本日はご入園おめでとうございます。例年よりも桜の開花がゆっくりだったおかげで満開の桜が子どもたちの入園を祝福してくれているようです。

今日の様子をご覧になって、安心された部分も「明日から大丈夫かしら?」、「朝、泣いたらどうしましょう。」とご心配な部分もたくさんあると思います。私も20数年前に長男の入園式のことを今でもよく覚えていますが、「幼稚園の入園式」という甘い、楽しいイメージを見事にこわされた思い出があります。意気揚々と幼稚園まで来たのですが、入園式の写真で近所の仲の良いお友達と隣になれず、大泣きしてしまいました。暴れる息子を家内が抱きかかえながら、夫婦で苦笑いをしている記念写真が残っていますが、今となっては良い思い出となりました。そして、「あれが、息子の集団での教育のスタートなんだなあ。」と思ったり、「こだわり=意思の強さ」が息子の長所でもあるなあと今となっては思います。その時はぜんぜん思えませんでしたが(笑)。先月には同じホールから年長児が卒園していきましたが、泣いてお母さんから離れられなかった子ども達が、部屋になかなか入らなかった子ども達が・・・それぞれに、その子の良さを伸ばし、友達と過ごすことの喜びも経験し、立派に成長して卒園していきました。子どもたちは大人に比べると経験も知識も体力もありませんが、大人よりも柔軟に環境に順応し、自ら学んでいく力を生まれながらに備えています。子ども達が幼稚園に慣れるまでのしばらくの間、(子どもによって慣れるまでの期間が違うのでどれくらいというのは一口には言えませんが)温かい目で見守って頂ければと思います。

そして、一日入園の話とも重なりますが、お願いしたいことが2つあります。

1つ目は、他の子の様子を見て「○○ちゃんはもう△△なのに・・・うちの子は・・・」というような、他の子どもとの比較を決してせず、その子自身の成長を長い目で見守っていただければと思います。1週間のうち5日泣いていたのが4日になっても成長ですし、昨日1時間泣いていたのが今日は3分間短くなったのも成長だと思います。また、見方を変えると、「泣き続ける子は、あきらめない子なんだ。」とも言えますし、「最初は園で泣かなかった(泣けなかった)のに先生に対する信頼感を持てるようになって初めて泣けるようになった。」ということも言えたりします。子どもの成長は右肩上がりで一直線に上がっていくものではなく、行きつ戻りつしながら、波を描くようにそれでも確実に成長していくものです。どうか、温かいまなざしを向け、優しい言葉をかけ、長い目で成長を見守ってあげてください。

2つ目は、泣く(あるいはぐずったり、わめいたり)というようなときは、子どもの豊かな感情とその感情のおさめ方が育つチャンスであると思っていただきたいということです。大きくなって切れやすくなったり、あるいは感情をコントロールできなくなったりすることの原因として、幼児期に自分の感情に細やかに付き合ってくれる大人が居なかったことが言われています。子どものいやな気持ちにふたをするのではなく、まずその気持ちを受け止めていただけたらと思います。

この3月には立派に成長し卒園していく子どもたちを見て保護者の方々は涙を流されていました。「入園の時に子どもたちが泣き、卒園の時は立派に成長した我が子を見て保護者の方々が泣く。」そんなすばらしい時間を子ども達が幼稚園で過ごせるように、たくさんお話をさせて頂きながら、共に子どもたちの成長を喜び、そして考えたいと存じます。

明日からは、笑顔で子どもを送り出していただき、毎日、家で今日あったいいことや嬉しかったことをひとつでもふたつでも自分で話す時間を作ってあげて下さい。子どもは明日への期待感や自分に対する自信や自分を好きになる感覚を持つことができるでしょう。

幼稚園では、最大限の配慮をして毎日子ども達を迎えたいと思いますので、安心してお預けいただければと思います。また、何か、困られたことや相談があれば気軽に園までご相談下さい。

「あこがれ」

 

12月20日

2学期終了。

早いもので、今日で2学期が修了いたします。この2学期、つくろうDAYの材料集め、遠足の付き添い、カーニバル、おもちつき、そして、その他の様々なお手伝いに至るまで、ご協力本当にありがとうございました。おかげさまで全ての行事が子ども達にとってとても有意義に終えることができました。また、子ども達がそれぞれに育っていることを本当に嬉しく思います。

幼児教育は環境を通した教育であると言われています。子ども達に一斉に知識を教え込むのではなく、子どもに経験してほしいことを保育室内や屋外に保育者が意図的に埋め込んで、子どもが「あれ?」「やってみたい!」・・・というような気持ちになり、遊びという主体的な行動を通して学ぶことを大切にしています。年長組のお店やさんプロジェクトでは見に来て頂いた保護者のみなさんには生き生きとした子どもたちの様子を観て頂けたことと思いますが、その出発点は普段自分が行って知っているお店やカーニバルで自分たちが楽しかった遊びの再現です。子どもたちはお家の人、幼稚園の先生、友だち、動物、テレビのアニメの主人公など様々なものにあこがれ、自分もそうなりたいと思います。年長さんが取り組んでいたお店屋さんごっこも、年長のこどもたちがカーニバルでの保護者の方々が一生懸命働く姿へのあこがれや、自分が経験した様々なお店へのあこがれる気持ちが子どもたちの活動の源です。そして、その年長さんが一生懸命に取り組んでいる姿に年中・年少の子どもたちがあこがれて、自分たちもやりたいっていう気持ちに繋がり広がっていきます。

「学ぶ」と言う言葉の語源は「まねる」にあると言われます。子どもたちが自ら「まねる」時に子どもたちは様々なことを自分なりに理解し、それを再構成し、表現する。それこそが本当の「学び」で、強制的に知識を詰め込まれても「あこがれ」の気持ちがなければ本当の力にはなりません。園での生活の中で、子どもたちが先生たちをあこがれの目で見ている姿、その子どもの育とうとしている姿を愛情深いまなざしで見ている先生の姿、その関係が本当に大切ですし、私がひじりの先生達を観ていて最も誇りに思うところでもあります。

冬休み中ご家族で過ごす時間がたっぷりあると思いますが、子どもたちの「あこがれ」存在として、年末年始ならではの様々な日本の伝統行事を大切にご家族で良い時間をお過ごしください。

「子どもを支えるパートナー」(4月号)

入園や進級して2週間経ちました。環境が変わるのは、大人にとっても子どもにとっても不安ですよね。そんな子どもの不安な気持ちを大人がちゃんと受け止めて、「心配だったのね」「おかあさんといっしょにいたかったよね」「それがやりたかったのね」・・・と、代弁してあげたいですね。自分の思いを肯定的に受け止めてもらったことで子どもは心に余裕が生まれます。そして安心して夢中に遊べる物や場所を見つけていきます。今、幼稚園のあちこちから先生たちの優しい「受けとめ言葉」が聞こえてきます。そんな中でいると、こちらまで居心地の良さを感じます。そして、日に日にいろいろな表情を見せてくれて自分を出してくれるようになってきた子どもたちを見ると、嬉しくなります。

 

先日の親睦会では委員決めのご協力ありがとうございました。働いている保護者の方とそうでない方や、妊婦の方や未就園児のいる方などそれぞれの立場の方がいらっしゃいます。新旧の役員さん方が、時間をかけて(ホントに丁寧に)、それぞれの立場の方のことを考えて活動内容や係のことを見直してこられました。その優しく細やかなお心遣いに頭が下がります。

PTA組織をどう運営しているのか、他の幼稚園の園長先生方に時々聞いたりしますが、「何かともめ事が起こりがちなので、縮小しています」とか、中には「PTA組織をなくしました」というところもあります。保護者の方はその方が楽だなと思う方もいるかもしれません。でも、保護者の活動を通して保護者がつながり、関係性が深まり、そのことが結果的に子ども同士のつながりや絆に影響し、育ちを後押ししていることを私たちは非常に実感します。

 

神戸大学の北野幸子先生によると、新しい教育制度の課題の一つに 親の就労形態にかかわらず子どもが翻弄されない社会の実現が新システムでは目指されているとのこと。そして家庭と園が連携すると、子どもにどんな影響があるかが様々なところで研究されていますが、その中でもカナダのトロント大学のコーター先生の研究では、園が積極的に保護者と協力すると、子どもたちにポジティブな育ちの影響が出るということです。3年間のトロント市の継続研究で、学力と自己肯定感に関して調査したところ、3年前は平均より10ポイントも低い地域の園や学校が、保護者との協力によって子どもたちの社会情動的発達や学力が平均より10ポイント近く高いスコアに変わったという結果が出ているということです。保護者同士が連携したり、園が子育て支援の拠点となって保護者が子育てについて学んだり、子どもの育ちや発達を知ることが出来る日常的なコミュニケーションがある事が大きな影響を及ぼすようです。お互い子どもを育てるパートナーとして家庭と家庭・家庭と園の連携が大きなカギを握っていると言ってもいいでしょう。

 

子どもたちの非認知能力の中に「自制心」があります。これは大人が「我慢しなさい」とか「こうしないとダメ」と言われて育つモノではなく、自分と周りとの関係性や状況を見て、自分がどうしたらいいかを判断していく力ですが、保護者の方々の活動もモデルとなっていることを感じます。どうかこの一年、共に子どもの育ちを支え見守っていきましょう。宜しくお願いします。

年長組:遠足ごっこ(5月2日)

千里中央公園へ!?

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5月~?(5月1日)

やねよ~り~た~か~い

こいの~ぼ~り~?

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金太郎もやってきた・・・☺

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2017年5月の予定表をアップしました

5月の予定はコチラ

草花あそび?

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お花を摘んで混ぜ混ぜ混ぜ・・・

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29年度 4月の姿?

 

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笑顔あり・泣き顔あり

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